南海フェリーとは?
概要
南海フェリーは、徳島港と和歌山港を結んでおり、和歌山港で南海電車に接続して大阪・なんばまでアクセスが可能になっています。
特長としては、フェリーに深夜便が設定されており、夜通しで移動できることです。
普通徳島から大阪に移動するとなると高速バスや鉄道が一般的ですが、実はフェリーでも移動できます。このあまり知られていない移動手段を、実際に使ってみました。果たして使う人はいるのか…?
おトクなきっぷ
フェリーを使うにあたっては、こちらの「好きっぷ」が非常にオススメです。徳島からなんばまで、片道2500円というかなり良心的な価格設定になっています。
通常、フェリーの運賃だけで2500円なので、実質南海電車に無料で乗車できるということになります。
乗車記
フェリーで和歌山港へ
南海フェリーに乗船するには徳島港まで行く必要があるのですが、徳島駅から徳島港までは少し離れています。
日中はバスが運行されていますが、深夜は徒歩かタクシーくらいしか移動手段がありません。さすがに深夜のタクシーは高いということで、徒歩で徳島駅から徳島港まで行くことにしました。
こちらが徳島港のフェリー乗り場です。今回乗船するのは深夜2時過ぎの便なので、私以外に2人ほどしかお客さんは見当たりませんでした。
「好きっぷ」はこちらのフェリー乗り場で購入することができます。
しばらく待合室で過ごして、いよいよ乗船です。
船内は思ったよりもかなり広く、十分な座席数が確保されています。自販機も設置されています。
今回はこちらのカーペットで仮眠しようと思います。
座席の種類はカーペット席以外にもいくつかあり、このような普通の座席やグリーン席などがあります。
いろいろな席が用意されているので、必要に応じて席を選べるところが乗客としてはとてもありがたいです。
こちらが航路を示すモニターになります。淡路島の南を通り、ほぼ直線的に徳島港と和歌山港を結びます。
仮眠していたので2時間があっという間に過ぎ、寝て起きたら和歌山港という感じでした。
南海電車でなんばへ
さて、ここからは南海電車に乗り換えてなんばを目指します。
和歌山港ではフェリーと駅が直結しているので、非常に便利です。
こちらの始発電車に乗ってなんばを目指します。なんばまでは1時間ほどですが、睡眠不足で爆睡してしまいました…笑
なんばに到着しました!
徳島を深夜に出てなんばに早朝に到着することができるので、効率の良い移動ができたと思います。
まとめ
使う人がいなさそうなこのルートですが、片道2500円という良心的な価格設定で、深夜便も設定されているので選択肢としてはアリなのではないでしょうか?
もし徳島大阪間を移動することがあれば、このルートも検討してみてはいかがでしょうか?
コメント