はじめに
新幹線に乗ったことのある方は分かると思いますが、グランクラスとグリーン車ってありますよね?
かなりお値段もしますし、いかにも高級という感じがありますが、実際のところどうなんでしょうか?
そこで、大学生である筆者が実際に乗り比べてみました!
グランクラス
主にJR東日本の新幹線に普及してきているグランクラス。
新幹線の座席の中では最も高級で、普通車の約2倍のお値段です。飛行機に例えるとファーストクラスです。
いざ潜入
お金に余裕がない私にとって、グランクラスは異世界と言っても過言ではありません。
今回はグランクラス初潜入ということで、なんだか緊張します。
「Granclass」と書かれた高級感漂うドアがお出迎え。
果たしてどんな空間が待っているのでしょうか。
うぉぉぉぉ!!!!なんだこれは!?
普通車とは比べ物になりません。間接照明、カーペット、座席のすべてが高級感を醸し出しています。
頭上には荷物入れがあります。もはや飛行機ですね。
さて、ここからは肝心の座席についてです。
座席
グランクラスの座席はこのようにパックシェルに包まれています。
座席配置は2+1で、普通車の3+2とは大違いです。
パックシェルのおかげで、後ろの人のことを気にすることなく座席を倒すことができます。
普通車は手動で座席を倒す必要がありますが、なんとグランクラスは全自動です!
しかも各部位を細かく調整できるので、自分好みの体勢でくつろぐことができます。これはすごい。
ひじ掛けの先端にはちょっとしたテーブルがあり、飲み物などを置くことができます。
大テーブルはこんな感じ。折り畳み式で、大きさに不満はありません。
読書灯も付いています。位置を調整できるのはいいですね!
一部の列車では、飲み物や軽食も頼むことができます。
私が乗ったのは飲み物や軽食のサービスがない列車でした(多少お値段は安くなります)。
総評
すべてが高級でした。
内装も座席も文句のつけようがなく、今までの新幹線では考えられないほど快適に過ごせると思います。
お値段は普通席の2倍ほどするので、大学生には贅沢すぎるかもしれません笑
グリーン車
基本的に全国の新幹線に導入されているグリーン車。
普通車よりも高級で、普通車の約1.5倍のお値段です。飛行機に例えるとビジネスクラスです。
いざ潜入
続いてはグリーン車に潜入します。私のような一般人にはお値段的になかなか手が出ません。
新幹線のグリーン車は今回が初めてなので、胸が高まります!
またしても高級感のあるドアを抜けると…
グリーン車の内装は上品な、落ち着いた感じがあります。
普通車の座席配置は3+2なのに対し、グリーン車は2+2となっており、普通車とは明確に違いが感じられます。
続いては座席についてです。
座席
こちらがグリーン車の座席です。普通車に比べると広々としていて、座席に厚みがあります。
座席をリクライニングするとこのようになります。フットレストもついているので、快適に眠りにつけそうです。
コンセントは中央のひじ掛けの下についています。
こちらがボタン類です。リクライニングは左の黒いボタン、フットレストは中央のボタン、読書灯は右のボタンになります。
読書灯は座席の上部についています。方向の調整は一応できるのですが、可動範囲が狭いなという印象です。
前方の大テーブルだけでなく、ひじ掛けから小テーブルも出すことができます。
総評
もちろんグランクラスには及ばないものの、長距離の移動でも快適に過ごせそうだなと思いました。
普通席に比べると座席の幅は十分広いですし、フットレストもついているので普通席とはしっかり差別化されています。
お値段は普通席の約1.5倍ですが、最近はポイントでアップグレードもできるようになっており、プチ贅沢としてグリーン車に乗るのもありなのではないでしょうか。
グランクラスと比べると、パックシェルや電動リクライニング、座席の広さなど、物足りなさを感じるところがありました。
おわりに
今回はグランクラスとグリーン車の乗り比べとして、東北新幹線を走るE5系(はやぶさ、やまびこなど)を例に紹介しましたが、他にもいろいろな新幹線の車両があるので、機会があれば乗り比べてみたいなと思います。
グリーン車でもグランクラスでも、非常に質の高い座席と空間を体験することができるので、ぜひ一度皆さんにも乗っていただきたいです。
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